2020年でもiPhoneのカメラ解像度は1200万画素をキープしている一方で、Androidスマホはどんどん高解像度に。そんな中ですが、2015年10月16日に40万円程で発売されたソニーのカメラは1200万画素という高価なのに低画素カメラとして登場、カメラ業界を沸かせてくれました。
SIGMA DP2 Merrill、dp0 quattroからα7sii+24-240+RONIN SCへの移行
2012年 7月12日 発売に発売された「SIGMA DP2 Merrill」は約1,500万画素。静止画に加えて動画撮影可能。
2015年 7月10日 発売に発売された「dp0 quattro」は約2900万画素。静止画撮影のみ。
2015年9月25日に発売された「iPhone6s」は約1200万画素。静止画に加えて4K動画撮影可能。
2015年10月16日 発売の「α7S II (ILCE-7SM2)」は約1200万画素。静止画に加えて4K動画撮影可能。
2015年 8月 7日 発売の「α7R II (ILCE-7RM2)」は約4240万画素という高画素に加えて4K動画撮影可能。
2020年となり、α7S IIは発売からすでに5年目に突入した中古でありながら後続機が未だに発売されないこともあり、まだまだ根強いファンがいる人気のフルサイズミラーレス超高感度カメラで発売当初の本体価格は40万円を超えていました。
おそらくα7S IIIがそろそろリリースされるという噂もある中、α7S IIとRonin-SCで行こうと思ったのか。
一番の理由は本体が安くなって中古なら手が届く射程距離に入ってきたから。
そして旅先での動画の撮影をこれまでのiPhone6sではなくα7S IIでしたいと思ったから。
で、動画撮影といえば最近はスタビライザー(ジンバル)がびっくりするぐらい高性能・低価格化で、こちらも合わせて整えることが安価にできるようになってきた。
そんなこんなで、できるだけ安く、スチルからジンバル動画までできる限り安価に必要機材を抑えようと色々見ていくうちに、レンズもできるだけ広範囲をカバーできるものがあればそれだけでいいかも・・・と思って「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS (SEL24240)」でほぼ他には変えないで行ければ行きたいということに。
ジンバルももちろんいろんなことができるにこしたことがなく、いろいろ調べて値段と機能のバランスから「Ronin-SC Proコンボ」をチョイス。
で、この組み合わせができるのかを検証してみます。
Ronin-SCはミラーレス機用で搭載できる最大重量が・・・
Ronin-Sという前機種は積載可能重量は3.6 kgですが、Ronin-SCは2kg弱。
それで今回の「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS (SEL24240)」+「α7S II (ILCE-7SM2)」で「Ronin-SC」へ搭載できるか実験開始。
結果から言いますと、できました。
しかし相当無理があって、この組み合わせを旅先で使うにはかなり勇気と覚悟がいる。
結局ほかに以下が必要になり、ジンバルを含めた総重量がまあまあ重く、見た目も旅先でサラッと取り出せる感じじゃなくなっちゃった。
ジンバルRonin-SCのセッティングまで終えた「α7S II+FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」の勇姿がこちら
ハンドルを追加セッティングしてこんな感じになりました。
これ、レンズ変えてもサラッと取り出せる感じが想像できないです。
この時点でレンズが780g、カメラ本体584g、Ronin-SCが1.1kg、カウンターウェイトが100+100+200とプレートで約450gで合計2914g。
無理。
α7SⅡ+FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS SEL24240+DJI Ronin-SC 初撮り歩行テスト
で、無理やり持ち出して、外で初撮りしてきた初撮り映像、Premiereで若干色補正。
まとめと感想
iPhone6sをサラッと取り出して手持ちで撮影から、約3kgのこの組み合わせを持ち歩きつつ、サラッと撮影開始する、って超チキンハートな自分に果たしてできるのだろうか・・・不安になってきました。
初撮りはヒトケの無い時間で誰にも合わず、なんとか行けました。
追伸 チルトっていいですね
いままでカメラはSIGMAで慣れていた自分にとって、液晶がチルトするって思いの外よかったです。合わせてスチル撮影用として購入しておいたユリシーズのα7S II用革ケースをチルトできるオープンタイプにしておいて大正解でした。