マウスコンピュータのPC基盤BIOSアップデートの時の話。
ビデオカード差し替え目的
中古で購入したマウスコンピュータのタワー型PC。
一応ゲーミングPCでしたがかれこれ10年近く型落ちしている。
使いたいソフトに対応させるために中古で購入したビデオカードに差し替えたいがちゃんと認識してくれない。
で、ぐぐってみるとBIOSをアップデートしたら良いなじゃないかと。
というわけでBIOSデータをDownloadしてアップデートを試みる。
マウスコンピュータのBIOSファイルが分かりづらい話
初体験でOEMパソコンのBIOSアップデートなんてしたらだめですね。
結局一日がかりで、PCのいじりで久しぶりに疲弊しました。
ファイル名の違い
マウスコンピュータのミニタワー型PCでマザーボードはMSI。
しかしその型番のBIOSを持ってきてもググった情報の通りに更新ファイルを認識しない…。
で、さらにググると、マウスコンピュータ用にファイル名を変えればいい、ということにあとで気づく。
別な方法でBIOS更新を試みる
後で気づいたファイル名の変更ですが、そのままのファイル名でBIOS更新できる方法その前にググっていたのでその方法でまずは1つだけ新しいバージョンのBIOSファイルを更新をすることにしてみた。
USBメモリーから起動出来るようにbootファイルを書き込み、BIOSファイルをセットしておく。
USBメモリーからの起動、そしてBIOSの更新が始まった。
BIOS更新途中で進度停止!
・・・・・。 ? 止まってる。
まずい。BIOSの更新が止まっている、52%のWritingで止まっているということはBIOSファイルが途中までしか書き込みが終了出来ていない状態を示している。
しかし、そこから止まったままで数十分。
この時点ですでに夕刻。もうだめだ、どのサイトやブログでもBIOSの途中強制終了を推奨しているところは1つもなかったが、する他ない。
電源長押しで終了。
BIOS起動できず、マザーボード交換覚悟で妄想
この時点でググった情報から次にすべきことはマザーボード交換。最悪な結果。
しかしなんでも初体験にはリスクがつきもの。想定内といえば想定内でも最悪の状態。
あ~また中古でいいマザーボード探してやる!なんて思いつつ心ここにないまま夕食を終えて、再度PCへ向かい、電源投入。
ん?、この文字は…?
BIOSのリカバリーという挙動が来た
そんなことができるのか?BIOSのリカバリーという表示が現れた。
そしてここで表示されているのがMSIで指定されるBIOSのファイル名。
そしていざ始まったリカバリーではマウスコンピュータ用のBIOSファイル名。
この状況をしっかり確認出来ていたのが最悪の状況をま逃れるヒントをくれた。
通常なら最初に表示されたBIOSファイルをUSBに仕込んでリカバリーをかければ復旧できるはず。
しかしこのPCがマウスコンピュータ製だったために、BIOSリカバリーを開始する前のファイル名と後とではファイル名の表示が違っていた。
であれば、同じ内容でも両方のファイル名のBIOSファイルをUSBに仕込んでおけばリカバリーの前後でもファイルを認識してプロセスをさきに進めてくれるのでは…?
2つのBIOSファイルでリカバリー実行
BIOSリカバリーができることも知らなかったわけですが、出てきた画面に従って行った結果、なんとリカバリー成功!
最新のBIOSまでアップデートを終えて、起動する際に表示されるBIOSのスプラッシュ画面も更新され、新しいPCに生まれ変わったようにも思える。
さてこれで無事windowsのセットアップを開始、というところですでに夜になっていました。
まとめと感想
仕方なくしたBIOSアップデート中の電源オフ。
結果なんとか復旧、BIOSアップデートも完了。
しかし新たに中古購入したビデオカードは結局ちゃんと認識されずじまいで、元のビデオカードに戻してBIOSアップデートのみを行っただけとなりました。
なのでハードウェアのアップグレードは出来ませんでしたが、自分のPCスキルはアップグレード出来た!かな。
やれやれ。へばった。