よくいえば奇跡的なアートな一枚。悪くいったら故障でしょ、って作品。
SIGMA dp0 quattroってここまでやんちゃっていう撮影データ
dp0あるあるなんでしょうか。
少なくとも自分のdp0ではよくあります。
修理出せばいいんじゃ?って思うのは当然お話で修理出して異常なしで戻ってきてこれなんです。
dp0で撮影激しいノイズが走った1枚目
2018年8月に台灣で撮影した一枚。
ファイル名: | _SDI1462.JPG | |
ファイル形式: | JPEG | |
画像サイズ: | 19.6 MP (5424 x 3616) | |
ファイルサイズ: | 10.22MB | |
撮影日: | 2018/08/12 20:23:31 | |
露出モード: | P-プログラムオート | |
露出補正: | 0.0 | |
ISO感度: | 2500 | |
ホワイトバランス: | オート | |
カラーモード: | ビビッド | |
シャッタースピード: | 1/30 秒 | |
絞り値: | F4.5 | |
フォーカスモード: | AF-S-シングルAF | |
焦点距離: | 14mm ( 35mm換算 : 21mm) | |
カメラ: | SIGMA dp0 Quattro | |
ファームウェアバージョン: | 2.02.0.276D |
撮影時、背面液晶モニターでは、このグリーンやマゼンタの横線が激しく幅を変えながら動いていました。
又来た・・・という感じでそのままパシャった一枚。
dp0で撮影大丈夫だった2枚目
ほぼ同じ場所で若干向きを変えて撮影した一枚。
最初のISOが2500だったのに対し、これはISO1000になっているので、大丈夫だったのか。
ファイル名: | _SDI1463.JPG | |
ファイル形式: | JPEG | |
画像サイズ: | 19.6 MP (5424 x 3616) | |
ファイルサイズ: | 11.00MB | |
撮影日: | 2018/08/12 20:24:59 | |
露出モード: | P-プログラムオート | |
露出補正: | 0.0 | |
ISO感度: | 1000 | |
ホワイトバランス: | オート | |
カラーモード: | ビビッド | |
フラッシュ: | 非発光 | |
シャッタースピード: | 1/30 秒 | |
絞り値: | F4.5 | |
測光モード: | 評価測光 | |
フォーカスモード: | AF-S-シングルAF | |
焦点距離: | 14mm ( 35mm換算 : 21mm) | |
カメラ: | SIGMA dp0 Quattro | |
ファームウェアバージョン: | 2.02.0.276D |
この後さっきのようなノイズが走ることがこの日は無かったので、どうしたらあんなノイズが走るのかよくわかりません。
まとめと感想
修理のために直接神奈川のSIGMA本社へ行った際、背面液晶モニターでノイズが走っている様子を窓口の人に見てもらい、これって正常なんですか?というやり取りをしました。
「一度お預かりしてチェックしてみます。」ということで、3週間後に宅急便で自宅に届き、異常なしという結果。
これで異常なしということなんで「光量が無いときは時折ノイズが走ることがある」という解釈になりました。
今回のデータではISO2500で大量ノイズ発生でしたが、経験則としてISO400でもISO100でも、光量が少ないときはdp0の場合同じような結果になります。
もうこれはquattroセンサーの泣き所として認識するしかないようです。
4:1:1のフォビオンセンサーのメリットである容量を抑えつつピクセルロケーションをキープできることの反作用として暗がりではノイズが走るかもしれない。
そんなことはもちろんメーカーサイトでは書いてないし、注意書きとしても見たことがなかった。
しかし実際使ってみると経験則として何度も遭遇している現象。
光量が少ない場合には鬼門になる設定など把握しておきたいところですが、その現象がいつでるという法則がつかめていないので、まだ対処方法がありません。
そしてあったとしても、quattroセンサーの泣き所が解消されるわけではないので、1世代終焉を迎えたquattroセンサーは消えて当然の代物というほかないのかもしれません。
ということで、暗所においては偽りのピクセルロケーションに食傷気味になったので、最近はDP2 Merrillとなかよしです。
追伸 人がいない場所ではdp0を三脚に立てて7回シャッターを切る
新たな撮影モードSFD(Super Fine Detail)搭載、ノイズを低減し、より高精細な画像生成を可能にする。ブレによる影響を防ぐため、三脚の使用をお奨めします。
https://www.sigma-global.com/jp/cameras/sd-series/features/
SFDモードにすると、およそ350MB大容量のX3Iという拡張子のファイルが生成され、暗がりでもこれならノイズの発生を抑えることが出来ます。
三脚をおすすめします、となっていますが、そんな甘っちょろい表現では間違っていると思います。
三脚必須、または完全に固定した状態をキープする必要があるので、それぐらいとトーンで書いておいてもらわないと駄目でしょう。
一回のレリーズで7枚の露出の異なる画像を取得する1分程度、固定が必要、ということは動く被写体には向かないので、外で撮影する場合動きがある部分は合成されたときにおかしな表情になってしまいます。
外では建物や風が無いときで動きのない植物などであればノイズはかなり抑えながら高精細なデータを生成してくれます。