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dp0とLuminarで出来たこと

2017-09-12

DP2 Merrillが1メートルの高さから落下し修理見積もり依頼、外傷だけでなく内部のシャッターも壊れているとの連絡を受け、2万円程度の修理費が発生するということ。承知しました、ぜひ修理して下さい…という状況でdp0 Quattroと共に台湾へ向かう成田空港での1ショット。

この時が外へ持ち出して最初のdp0での撮影だったかもしれません。電源をいれて見えてきた液晶プレビュー画面。搭乗口付近室内のガラス越しから787の機体を捉える。翼が全部収まっていたdp0 Quattroの画角の広いプレビュー画面を見て、DP2 Merrillとの違いを知った最初の瞬間でした。

撮影(dp0)→現像(Photo Pro)→画質・色味のアレンジ(Luminar)

DP2やdp0で撮影したX3F拡張子のRAWデータは、SIGMAからリリースされているPhotoProというソフト以外では現像処理が一切できず、パソコン上でプレビューを見ることすら出来ません。dp0のRAWデータをPhotoProで読み込み、HDRを控えめ気味に現像書き出しをしてみる。ノイズリダクション設定をLess側へ一つ移動。このノイズリダクションについては、また改めてその点に絞って投稿をしてみたい。

書き出したファイルの色味、そして先程ノイズリダクションを弱めに設定した分のフォローをMacに対応した写真撮影ソフトウェアLuminar Neptune(ルミナー ネプチューン)を使ってみることに。

Luminar Neptuneは快速で高性能AI動作の写真フィルターAccentが搭載され複雑な画像編集を簡単に実行し、瞬時に美しい画像を作成できるソフトウェア。現在はMac版のみですが、Windows版もリリース予定(2017年末リリース完了!)とのことで、現在無料アカウントでトライアル版をDownloadできます。

Photo Proに比べてもっと沢山の様々パラメーターが有るソフトで、まだ全然使いこなせていないものの、最初からプリセットが入っているのでそれを選ぶことで元の写真データを分かり易く変化させることができます。

Luminar Neptuneの分かりやすいインターフェイス

Luminarでファイルを開くと、下にプリセットを適用した時のプレビューがすぐに表示されます。HDRソフトではないのに、下の画面の雲の表情がHDRっぽく凄いことになっています。このソフトウェアメーカーでは別途Aurora HDRというソフトをリリースしており、このLuminarとの違いはFAQ(よく有る質問回答)に掲載しています。

Aurora HDRとLuminarの違いは何ですか?

Aurora HDRはHDR写真という1つの写真スタイルに特化しています。そしてその業界では世界で最も高度なソフトウェアです。Luminarは一般的なフォトエディタで幅広い種類の画像編集タスクを実行できるように作られています。お客様が完璧なHDR写真の仕上がりをご希望であれば、Aurora HDRの上をいくものはありません。もしくは、ポートレイト、風景、空中写真などに優れた仕上がりを求めるのであれば、迷わずLuminarをお試しください。

macphun.comより

一つのプリセットを試した結果のプレビュー。全体的に彩度がアップしていることに加えて雲の表情の濃淡が大きく変化し、曇り空から晴れ間に変わったような印象になっています。プリセットには沢山あるパラメーターに変化を加えたものをひとまとめにしたもので、自分なりに気に入ったパラメーターセットを保存すればそれを次回以降いつでも使用することができます。そうした機能はSIGMA Photo ProやAdobe BridgeのCamera Rawにもありますが、パラメーターの数が多く、Luminarではこのソフト本体のほかにプリセットだけをオプションとして販売しているほどです。

Luminar Neptuneで書き出し→Photoshopで微調整

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最終的に定番PhotoshopのRAW現像で露出ほかパラメーターを微調整、ウェブ用に書き出したファイルです。撮影から最終仕上げまでに3つのフォトエディタを経由してしまいました。

まとめと感想

Photoshopを駆使したらそれだけでも自分が望むところへもっていけるのかもしれませんが、今回Luminar Neptuneを経由した効果は実に大きいと感じています。dp0のX3Fファイルの現像がDP2 Merrillのそれに比べてプレビュー、現像書き出しがかなり遅く、結構なストレスを感じるほど。

※アップデートで幾分解消されてきました。追記:2019-01-08

よってPhoto Proで現像前の調整を最小限に済ませ、Luminar Neptuneで後処理を任せたほうが結果もよく、作業の流れもスムーズになりました。Luminar Neptuneを自分はセール時にプリセット付きで5000円程度で購入できましたが、通常でも7400円。一つのライセンスで5台まで入れられる太っ腹仕様なので、全てのカメラユーザーにこっそりオススメの一品です。

Luminar Neptune メーカーサイト

追伸

Luminar Neptuneがとても素晴らしいのでAurora HDRも気になるところですが、こちらは1万円超えるのでもうちょっと体験版をいじってから検討です。

追伸の追伸

で、セールがあったので6000円でAurora HDR 2018購入しました。ハイブリッドで5台のPCへインストールOKなので、メインPCにサブのノートに、家族ともシェアできる。これまたいい感じですが、まだまだ使いこなせていません。

追伸の追伸の追伸

Luminarも2018へアップグレード。ノイズ除去の場所が変わるなどして若干戸惑いましたがさらに細かく調整できるようになり、進化している様子満載でした。

Luminar2018。アプリアイコン

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