価格コムでも大きなタンクを搭載したプリンター部門で一位を獲得しているエプソン写真印刷もキレイなエコタンクのA3ノビ対応フラッグシップ機「EW-M973A3T」。
その後継機とはどのような性能になるのでしょうか？
「EW-M973A3T」のレビュー調査、後継機の予測全機能や現行機種との比較などお届けします。
どうぞ最後までお付き合いください。
EW-M973A3Tの後継機はいつ？どんな機種になる？
EW-M973A3Tは2021年2月26日に発売されたエコタンクシリーズ初のA3ノビ対応6色インク機のフラッグシップモデル。
その後エコタンクシリーズの後継機はEW-M754TW/TBが2021年11月11日発売されていますが、これは5色機（内訳は顔料系ブラック、ほか染料系インクブラック・シアン・マゼンタ・イエローの4色）で写真をプリントする際は4色染料系インクを使用するのみで、サイズもA4までとなり、フラッグシップ機とはうたわれてはいません。
エコタンクシリーズで初めてのA3ノビまでプリントできるフラッグシップ機として登場したEW-M973A3Tの正統な後継機発売は、過去の発売ロードマップから早くても2023年頃、遅ければ2025年頃かもしれません。
EW-M973A3T1とEW-M973A3Tの違いは？
EW-M973A3Tの型番の最後に「１」の数字が入ったEW-M973A3T1という型番が各機種に存在しています。
これは、商品名通りで (写真用紙スクエア20枚入 ドキュメントパック非同梱モデル) という内訳で、ちょっと分かりにくい名称ですが、要は写真用紙スクエア20枚入というエプソン用紙が、プリンターの箱には同梱されていない状態のセット商品です。
プリンターを購入すればそれだけでキレイな写真が印刷できる、と思い込んでる人が少なからずいるのでしょう。
店頭であれば店員さんが「プリンターにはプリント用紙が入っていませんが、一緒に購入されますか？」と聞きながら購入を促すことができますが、ネットではなかなかそうもいきません。
そうしたユーザー向けネット販売専用のラインナップということです。
そのあたりの事情を知っている人にとっては、いらない用紙がセットになっているですので、型番末尾の「1」がつかないほうを選べばいいと思いますが、価格差がなかったり、逆に用紙付きのほうが安いなど、保証が長くなるなどメリットが有る場合もあるので、気にせず「1」がつく方を選びましょう。
2022年現在のフラッグシップ機EW-M973A3Tのプリントクオリティは？
エプソンのエコタンク機種では唯一6色インク（マットブラック＜顔料＞・フォトブラック・グレー・シアン・マゼンタ・イエロー）を搭載し、エコと画質の両方をバランス良く網羅したエコタンクシリーズ初のA3ノビ対応フラッグシップ機EW-M973A3T。
グレーインクを採用したことにより滑らかな階調性と低粒状性を実現。肌の発色、暗部の粒状性や再現性等、高い表現力で従来9色機同等の高画質印刷を行います。※インクイメージエプソンサイトより
これはエプソンの業務用プリンターのカラー構成と同じで、現在最も表現とコストのバラスが優れている組み合わせを家庭用エコンタンクで実現した世界で唯一のA3ノビ対応モデルです。
2022年7月現在でも、画質とエコそしてA3ノビ対応を希望した場合、このEW-M973A3Tが唯一の選択肢ということになります。
EW-M973A3Tの本体価格は？どこが安い？
「EW-M973A3T」は世界初A3ノビ対応のエコタンクシリーズのフラッグシップ機（シリーズ最上位機種）だけあって家庭用プリンターとしてはかなり高価です。
2022年になってもビックでの価格変動はなく、購入後にビックポイント 9,328ポイント （10%）が付与されるので、その分を差し引くと、83952円ということになります。
| EW-M973A3T ビックカメラ価格 | 93,280円 （税込） |
|---|---|
| ポイント | 9,328ポイント （10%） |
2022年7月調べで最安が上記82,192円なので差額が1,760円。
フラッグシップ機だけありほとんど値段が落ちていませんでした。
石油や原材料物価高騰のあおりを受け、ビックカメラ価格95,700円 （税込）
ポイント 9,570ポイント （10%） （9,570円相当）となっていました。 ※追記2024年1月23日
であれば、次を待たずに買いたい時が買い時で、むしろできるだけ早く買ったほうが、次の最上位機種が出るまでの間を長くを堪能できる、ということになりそうです。
そうなるとおすすめの購入方法は、よく使う家電量販店やネットショップなどで、ポイントを使えるよく行く家電量販店などで溜まっているポイントがあれば、最も安く購入できるでしょう。
また、今利用中のプリンターがあれば、それを下取りに出して最新機種フラッグシップモデルを購入するのも手でしょう。
エコタンクでないプリンターを使用中であれば、今後購入するインク代を考えると、できるだけ早くに買い替えたほうがランニングコストが良くなる分、結果投資する額が減る可能性も十分有りえます。
EW-M973A3Tは本体のみで約11.1kgあるので、電車と徒歩での持ち帰りはかなり困難ですから、ネットで注文したほうが安く楽に購入できます。
EW-M973A3T 価格.com - 2021プロダクトアワード2位！
毎年その年の優れた商品を選ぶ価格コム プロダクトアワード2021。
プリンター部門の2位に輝いた唯一無二のエコタンク6色プリンター。
1位はブラザープリビオ DCP-J987Nで、3位がEW-M873Tでした。
印刷コストランキングでは堂々の1位をキープ。※2022/04/12カカクコム調べ
しかし購入に即購入に踏み切れない最大のネックは本体価格です。
安い機種では1万円そこそこでA4サイズのカラープリントができる一方で、このEW-M973A3Tは2022年1月価格コム調べ約8万円超え。
他の機種と比較しそんな高値で購入して満足度があるものなのか…？
1年間使用しての検証結果ご報告です。※EW-M873Tでの検証となります。
以前使用していた「EP-4004」と「PM-G860」の比較
今回EW-M873T購入する前に使用していたのが2012年2月1日発売「EP-4004」という機種と2007年10月4日発売の「PM-G860」という機種でした。
故障の原因は2台共インクづまりと廃インクボックス。
単体プリンターと比較して今回購入使用中の「※EW-M873T」と比較して良くなった点、変わらない点、悪くなった点をご紹介します。
EW-M973A3Tで良くなった点は？
最初にEW-M873Tで良くなった点レビューします。
我が家の場合、先に紹介の「EP-4004」と「PM-G860」は両方ともプリンター単体の機種で複合機ではありません。
その比較として御覧ください。
EW-M973A3Tで良くなった点その１：都度給紙が必要ない
A4専用機でフロントトレイが下に格納されていることもあり、A4：最大100枚（80g/㎡）給紙できるのでプリントの都度給紙をしていた「EP-4004」と「PM-G860」と比較でかなり便利になりました。
EW-M973A3Tで良くなった点その２：インク交換の必要がない※EW-M873Tで検証
今回エコタンク機種を選んだ最大の理由がここな訳で、インク交換が１年使用した現在でもまだ必要がありません。
ただしこれはどの程度どんな内容のプリントするかによると思います。
ちなみに我が家の枚数を確認したところ、以下のような結果でした。
※EW-M873Tを使っての2021/01/20～1年 カラー239枚、白黒200枚。
年賀状のプリントもなく、主にテキストベースのA4資料、ごくたまにA4光沢紙で写真印刷程度でしたので思ったよりプリント枚数は少ない1年だった印象です。
EW-M973A3Tで良くなった点その３：コピーができる
パソコンでスキャナー接続して資料をスキャニング。
スキャンしたJPGデータをパソコンで開いてプリント。
というプロセスがパソコンも介さずコピーボタンひとつで終わる。
複合機（コピー機）ってすごいですね、って改めて思った2021年でした。
EW-M973A3Tで良くなった点その４：CDプリント用トレー紛失が無くなった
「EP-4004」と「PM-G860」ともCDやDVDディスクへ直接印刷はできていました。
ところがトレーの紛失がよくありました。
EW-M873Tはディスクプリント用のトレーを本体に格納できるので、おそらく紛失することはほぼ無いと思います。
そしてエプソンのエコタンク搭載機種でCDプリントトレイが有ってディスクプリントができるのは、EW-M873TとA3ノビまでプリントできるEW-M973A3Tです。
エプソンのディスクプリントアプリWindows用「Print CD」でBDディスクへプリントしましたが、ズレも少なくイイ感じのプリント結果でした。
EW-M973A3Tで良くなった点その５：自動でトレイがせり出す
「EP-4004」と「PM-G860」とも手動で印刷トレイ（プリント結果の受け皿）を引っ張り出す必要がありましたが、EW-M973A3Tは自動でせり出てきます。
「EP-4004」はトレイが開いていないとパソコン画面にトレーが開いていないので開けるように、警告画面が表示されます。
「PM-G860」に至っては閉じてても構わずプリントしだすので、閉じたトレイの中でぐちゃぐちゃになっていました。
EW-M973A3Tで良くなった点その６：リアルなインク残量が目視で確認できる
「EP-4004」と「PM-G860」では全くありえなかったことですが、「EW-M873T」では本体前面にインクボックスがシースルーで見られるようになっています。
EW-M973A3Tで良くなった点その７：廃インクボックスを自分で交換できる
まだ１年なので交換の時期にはなっていませんが「EP-4004」と「PM-G860」の２台共廃インクボックスのアラートで自身では交換ができな構造だったので、この点も購入を大きく後押ししました。
EW-M973A3Tで良くなった点その８：互換インクを買う必要が無くなった
今までのプリンターでは互換インクにかなりお世話になってきました。
それがEW-M873Tにしてから一切必要になくなりました。
一年経過してもインクが無くならないので、まだ買い足す必要がない、ということもありますが、コレぐらいのペースであれば、互換インクを使ってヘッドのインク詰まりなどのリスクを少しでも軽減したほうがいい、と思えるようになったのは、精神衛生的に良くなったと言えます。
EW-M973A3Tでも変わらない点は？
「EP-4004」と「PM-G860」のときと変わっていない点をレビューします。
EW-M973A3Tでも変わらない点その１：インクの目詰まりはある
目詰まりが無くなったわけではありませんでした。
ちょうど１年が経過したころ、マゼンタのみですが盛大に目詰まりをしていました。※１度目のチェック
初めてのクリーニングをかけてほぼ回復（テストプリントの線が１つだけ欠損※２度めのチェック、その後プリントしているうちに完全回復※三度目のチェック）しましたが、基本構造に変わりはないようで、目詰まりはありました。
追記2022年4月
先日は黒がわずかに霞んでおり、若干目詰りしていましたが、一度のクリーニングで完全回復しました。
クリーニングはインクを消耗すると言われていますが、その点カートリッジ式ではなくタンク式なので目に見えてインクが減るようなことがないのも、メリットですね。
EW-M973A3Tでも変わらない点その２：それなりに場所は取る
※サイズイメージ公式サイトより
致し方ないことですがそれなりの本体サイズ523×379×169（mm）なので、それなりの置き場所確保が必要です。
さらに自動でせり出すトレイの前方、スキャナーを使用する際のフタの開閉高さ、背面給紙する際の後方なども、使用時には必要なスペースがさらに発生します。
EW-M973A3Tでも変わらない点その３：６色インクで写真もキレイにプリントできる
「EP-4004」と「PM-G860」とも６色インク（内訳が違いますが…）だったので、写真印刷もキレイにプリントできる点は我が家では変りありません。
その昔は８色顔料インクの「PX-5500」を愛用していました。
これも家庭用サイズのプリンターとしてはほぼフラッグシップにあたるプリンターでその証拠に「Colorio」でなく「MAXART」シリーズとして商品リリース。
MAXARTシリーズのプリンターは、デザインオフィス、看板業者、小規模印刷業者、学校、および商業写真や写真を趣味としているハイアマチュアなどのプロフェッショナル向けとして展開していた。
by ウィキペディア
画質的にはかなり良かった印象ですが、インクがとにかく高かった。
2005年 5月下旬 発売のPX-5500の時点で、解像度スペックが2880x1440 dpi。
2020年12月10日 発売のEW-M873Tが5760x1440 dpi。
ヘッド横移動の2880が倍の5760になっていますが、これが画質に影響していることは皆無と言えるでしょう。
解像度の最初の数字は横方向の解像度ですから、ヘッドの移動速度を調整すれば変えることは容易に出来ます。後の数字はヘッドの解像度です。ここの数字がプリンタの本質を表しているといっても良いだろうと思います。
by 知恵袋
17年経過した2022年でも2005年に発売されたプリンターと解像度スペックは変わらない？？
おそらくそう（解像度の進化に飛躍的進化は起きていない）だろうと経験則から推測できます。
オフセット印刷といって大量に印刷する印刷機用にデータを作る際の画像解像度は350dpiで、今でも入稿しています。
それでもオフセット印刷で仕上がったチラシを見て、荒いとは感じないはずです。
Illustratorのデータがプリントされる際でも1200dpiで解像しているはずなので、家庭用プリンター解像度の数値差は、すでに判別できないレベルに達していると言ってもいいのかもしれません。
EW-M973A3Tで悪くなった・良くない点は？
いい事ずくめのように思われますが、悪くなった点、競合他社製品と比較して良くないと思った点をレビューをします。
EW-M973A3Tで悪くなった・良くない点その１：用紙の確認「OK」が必要
背面トレイへ給紙する紙からプリントする場合、ほぼ毎回用紙の確認アラートが出ます。
そのアラートはプリンタ本体の液晶に表示されるので、プリンター本体の液晶でOK（承認）しないとプリントが開始されません。
それは失敗がない、ということでもあるのですが、用紙設定を変えるたびに本体まで行って液晶画面のOKを押さないとプリントが実行されないのは、時として面倒に思うことがあります。
「EP-4004」と「PM-G860」ともそのような確認はなかったのでひと手間増えてしまいました。
EW-M973A3Tで悪くなった・良くない点その２：トレイの音がうるさい
プリントの音は静かな方だと思いますが、トレイが自動でせり出すとき、格納する時の音がそれなりに大きな音ができます。
これは自動トレイになったことのデメリットです。
深夜共同住宅では気になるかもしれません。
EW-M973A3Tで悪くなった・良くない点その３：プリントヘッドを自分で交換できない
キャノンのGIGA TANKシリーズのプリンターは、自分でプリントヘッドの交換ができます。
プリントヘッドはインクジェットプリンターで最も酷使される部分。
インク詰まりが発生しても自分で交換できる仕組みであれば、印刷しない時期が長く続いても安心できます。
EW-M973A3Tで悪くなった・良くない点その４：要らないソフトウェアがある
プリンタードライバー周りのソフトで、他にいらないソフトがインストールされます。
そして中にはエプソンがユーザー情報を少しでも吸い上げたいという思惑の物もあり、現ユーザーには何のメリットも無いばかりか、今後のエプソンユーザーのために自身のPCのリソースを割かれているという状況になるわけです。
うちのPCでは、新しいドライバーソフト導入後に謎のフリーズがあり、電源長押強制終了後、再度起動した際に必ずEPSONのソフトウェが立ち上がっていたので、どうもこれが怪しいと思いサポートへ問い合わせした所以下回答が。
「MyEPSON Portal」は、お客様のプリンター使用状況にあわせてサポート情報や
キャンペーン情報をご案内するアプリケーションです。「MyEPSON Portal」のご利用予定が無く、頻繁に会員登録画面が表示される場合は、
下記FAQの手順をご参照のうえ、「MyEPSON Portal」のアンインストールを
行っていただきますようお願いいたします。EPSONサポートからの返信内容
ということで、MyEPSON Portalを削除した所、謎のフリーズはきれいに消え去りました。
EW-M973A3Tを選ぶ理由とは？
「EW-M973A3T」購入検討している人は以下のような項目によります。
- A3ノビ対応サイズまでの色々な用紙にプリントしたい
- インクタンクが大きなもの必須
- CDディスクプリント必須でないものの、できたらかなり嬉しい
- 写真をキレイにプリントしたい
キャノンのGIGA TANKシリーズが競合他社にあたりますが、CANONは４色インクのみで、写真をきれいにプリントできる大容量インクのプリンターは存在しません。※2022年7月現在調べ
ヘッド交換ができる点にはCANON製品に大きな魅力を感じましたが、CDディスクへプリントできない、廃インクボックスは自身で交換できない、４色カートリッジのみ、A3ノビ対応に対応した大容量インクなど総合的な要望を満たせるのは、唯一「EW-M973A3T」といういことになります。
EW-M973A3Tを購入した人満足度は？
かっちゃんさんの投稿
（2021/11/6）
ビックカメラグループで購入
- 使いやすい
A3ノビをプリントしたいために購入sdカードから直接プリントできるため使いやすいです仕上がりも最高です
布ちゃんさんの投稿
（2021/12/13）
ビックカメラグループで購入
- 性能の良さに
ビジネスと併用で使っていたキャノンのプリンターが老朽化となり買い替えです。
初めての印刷の時に異音が発生したので、こんなものなのかとエプソンのサポートに電話したら
初期不具合との事で、速やかに交換対応して頂きました。
印刷スビートは早く、なんといっても大型インクタンクがいいですね
仕事で大量のDM印刷もするので、インクコストが気になっていましたが、初期投資は高いですが
長く使う程お得です。初期設定も携帯との併用でスムーズに設定できました。
お勧めの一台ですが、品薄のようです。
匿名さんの投稿
（2022/5/23）
ビックカメラグループで購入
- 期待!
初めてのエコタンクモデルです。インクのコスパに期待します!
本体価格が高いということはありましたが、買ってしまえば使用感の満足度はMAX100％です。
まとめと感想
「EW-M973A3T」が気になっている人の大半は、
自宅で大きな写真をキレイに気兼ねなく沢山プリントしたい！
現状では写真プリント専用機を使っているが、インク代が高いので、エコタンク搭載の唯一6色機である「EW-M973A3T」がどれぐらいお得で、どれぐらいキレイにプリント出来るのか？という点でしょう。
または、
コピー紙で資料のプリントも大量にするけど、写真展があるので、写真用紙に大判でキレイに納得行くまでプリントしたい！
という感じの人も居るかも知れません。
コレはある意味両極端な要求ですが、一般家庭用プリンターで、そんな欲求を満たしてくれいるのが世界で唯一「EW-M973A3T」という機種になります。
フラッグシップを冠するエプソンが自身を持って世に放った、世界で唯一家庭用６色エコタンクプリンター。
エプソンが家庭用プリンターで今出来る事は全部やりました
という感じの最上級製品の満足度は、先に上げたデメリットが軽く吹き飛ぶ素晴らしい製品であることがよく分かりました。どのメーカーもフラッグシップ機がリリースされるペースは数年を要します。
そして値段落ちがほぼ無いので、買いたいときが買い時です。