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EW-M873Tの後継機の性能とは?!購入レビューで最新機種と機能比較まとめ

2022-01-31

エプソン写真印刷もキレイなエコタンクのフラッグシップ機「EW-M873T」。その後継機とはどのような性能になるのか?

「EW-M873T」を1年使用したレビューとともに、後継機の予測全機能との比較をお届けします。

EW-M873Tの後継機はいつ?どんな機種になる?

EW-M873Tは2020年12月10日に発売されたエコタンクシリーズ初の6色インク機のフラッグシップモデル。

その後エコタンクシリーズの後継機はEW-M754TW/TBが2021年11月11日発売されていますが、これは5色機で写真をプリントする際は4色染料系インクを使用するのみで、フラッグシップ機と謳われてはいません。

エコタンクシリーズで初めてのフラッグシップ機として登場したEW-M873Tの正統な後継機発売は、過去の発売ロードマップをみると、2023年~2024年頃、7色インクまたはインク性能の飛躍的な向上などで写真プリントに磨きをかけることで注目されるのではないでしょうか。

EW-M873T1とEW-M873Tの違いは?

EW-M873Tの型番の最後に「1」の数字が入った型番が各機種に存在しています。

これは、商品名通りで (写真用紙スクエア20枚入 ドキュメントパック非同梱モデル) という、一見理解しがたい名称ですが、写真用紙スクエア20枚入というエプソン用紙が、プリンターの箱には同梱されていない状態でセットになっている商品。

言ってみれば後付で用紙をセットにした商品ということです。

おそらく、用紙が無かった!というクレームがあって、それに対する言い訳としてのネット販売専用のラインナップと思われます。

または近くに用紙を買えるような店がない人が購入したあとすぐプリントを試したいという場合は、末尾に「1」が付いた型番を選べば、それだけでプリントができる、というお手軽セットと見ることもできます。

いらない用紙がセットになっているだけのお得なセットではありませんので、「1」がつかないほうを選べばいいと思いますが、価格差がなかったり、逆に用紙付きのほうが安いとか、保証が長くなるなどメリットが有る場合は、「1」がつく方がイイと思います。

2022年現在のフラッグシップ機EW-M873Tのプリントクオリティは?

エプソンのエコタンク機種では唯一6色インク(マットブラック<顔料>・フォトブラック・グレー・シアン・マゼンタ・イエロー)を搭載し、エコと画質の両方をバランス良く網羅したエコタンクシリーズ初のフラッグシップ機EW-M873T。

グレーインクを採用したことにより滑らかな階調性と低粒状性を実現。肌の発色、暗部の粒状性や再現性等、高い表現力で従来9色機同等の高画質印刷を行います。※インクイメージエプソンサイトより

これはエプソンの業務用プリンターのカラー構成と同じで、現在最も表現とコストのバラスが優れている組み合わせを家庭用エコンタンクで実現した世界で唯一のモデルです。

2022年5月現在でも、画質とエコを両立を希望した場合、これが唯一の選択肢ということになります。

EW-M873Tの本体価格は?どこが安い?

「EW-M873T」はエコタンクシリーズのフラッグシップ機(シリーズ最上位機種)だけあって家庭用プリンターとしてはかなり高価。

できるだけ安く購入したいところですが、自分は持ち帰り希望だったので、最寄りのビックカメラで購入しました。

2021年1月購入時で65780円。

2022年になってもビックでの価格変動はなく、購入後にビックポイント 6,578ポイント (10%)が付与されるので、その分を差し引いくと、59202円ということになります。

2022年3月調べで最安が上記58280円なので差額が922円。

フラッグシップ機だけありほとんど値段が落ちていませんでした。

であれば、次を待たずに買いたい時が買い時で、むしろできるだけ早く買ったほうが、次の最上位機種が出るまでの間を長くを堪能できる、ということになりそうです。

そうなるとおすすめの購入方法は、よく使う家電量販店やネットショップなどで、ポイントを使える店舗があれば、最も安く購入できると思います。

今利用中のプリンターがあれば、それを下取りに出して最新機種フラッグシップモデルを購入するのも手でしょう。

エコタンクでないプリンターを使用中であれば、今後購入するインク代を考えると、できるだけ早くに買い替えたほうがランニングコストが良くなる分、結果投資する額が減る可能性も十分有りえます。

EW-M873T 価格.com - 2021プロダクトアワード3位!1年使いました

毎年その年の優れた商品を選ぶ価格コム プロダクトアワード2021。

プリンター部門の3位に輝いた唯一無二のエコタンク6色プリンター。

EW-M873T 2021価格コムアワード3位

2位は兄貴分のEW-M973A3T、1位はブラザープリビオ DCP-J987Nでした。

売上ランキングでは32位の大健闘機種ですが、エコタンクで6色インクを使える世界で2機種のうちの一つになります。

印刷コストランキングでは堂々の2位をキープ。※2022/04/12カカクコム調べ

しかし購入に即購入に踏み切れない最大のネックは本体価格です。

安い機種では1万円そこそこでA4サイズのカラープリントができる一方で、このEW-M873Tは2022年1月価格コム調べ約6万円。

他の機種と比較しそんな高値で購入して満足度があるものなのか…?

1年間使用しての検証結果ご報告です。

以前使用していた「EP-4004」と「PM-G860」の比較

今回EW-M873T購入する前に使用していたのが2012年2月1日発売「EP-4004」という機種と2007年10月4日発売の「PM-G860」という機種でした。

故障の原因は2台共インクづまりと廃インクボックス。

EW-M873Tは我が家では初のコピー機。※スキャナーとプリンター機能を搭載=コピー機

単体プリンターと比較して今回購入使用中の「EW-M873T」と比較して良くなった点、変わらない点、悪くなった点をご紹介します。

EW-M873Tで良くなった点は?

最初にEW-M873Tで良くなった点レビューします。

我が家の場合、先に紹介の「EP-4004」と「PM-G860」は両方ともプリンター単体の機種で複合機ではありません。

その比較として御覧ください。

EW-M873Tで良くなった点その1:都度給紙が必要ない

A4専用機でフロントトレイが下に格納されていることもあり、A4:最大100枚(80g/㎡)給紙できるのでプリントの都度給紙をしていた「EP-4004」と「PM-G860」と比較でかなり便利になりました。

EW-M873Tで良くなった点その2:インク交換の必要がない※一年後現在

今回エコタンク機種を選んだ最大の理由がここな訳で、インク交換が1年使用した現在でもまだ必要がありません。

ただしこれはどの程度どんな内容のプリントするかによると思います。

ちなみに我が家の枚数を確認したところ、以下のような結果でした。

EW-M873Tを使って2021/01/20~1年 カラー239枚、白黒200枚。

年賀状のプリントもなく、主にテキストベースのA4資料、ごくたまにA4光沢紙で写真印刷程度でしたので思ったよりプリント枚数は少ない1年だった印象です。

EW-M873Tで良くなった点その3:コピーができる

パソコンでスキャナー接続して資料をスキャニング。

スキャンしたJPGデータをパソコンで開いてプリント。

というプロセスがパソコンも介さずコピーボタンひとつで終わる。

複合機(コピー機)ってすごいですね、って改めて思った2021年でした。

EW-M873Tで良くなった点その4:CDプリント用トレー紛失が無くなった

「EP-4004」と「PM-G860」ともCDやDVDディスクへ直接印刷はできていました。

ところがトレーの紛失がよくありました。

EW-M873Tはディスクプリント用のトレーを本体に格納できるので、おそらく紛失することはほぼ無いと思います。

そしてエプソンのエコタンク搭載機種でCDプリントトレイが有ってディスクプリントができるのは、このEW-M873TとA3ノビまでプリントできる兄貴分のEW-M973A3Tです。

エプソンのディスクプリントアプリWindows用「Print CD」でBDディスクへプリントしましたが、ズレも少なくイイ感じのプリント結果でした。

EW-M873Tで良くなった点その5:自動でトレイがせり出す

「EP-4004」と「PM-G860」とも手動で印刷トレイ(プリント結果の受け皿)を引っ張り出す必要がありましたが、EW-M873Tは自動でせり出てきます。

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「EP-4004」はトレイが開いていないとパソコン画面にトレーが開いていないので開けるように、警告画面が表示されます。

「PM-G860」に至っては閉じてても構わずプリントしだすので、閉じたトレイの中でぐちゃぐちゃになっていました。

EW-M873Tで良くなった点その6:リアルなインク残量が目視で確認できる

「EP-4004」と「PM-G860」では全くありえなかったことですが、「EW-M873T」では本体前面にインクボックスがシースルーで見られるようになっています。

EW-M873Tで良くなった点その7:廃インクボックスを自分で交換できる

まだ1年なので交換の時期にはなっていませんが「EP-4004」と「PM-G860」の2台共廃インクボックスのアラートで自身では交換ができな構造だったので、この点も購入を大きく後押ししました。

EW-M873Tで良くなった点その8:互換インクを買う必要が無くなった

今までのプリンターでは互換インクにかなりお世話になってきました。

それがEW-M873Tにしてから一切必要になくなりました。

一年経過してもインクが無くならないので、まだ買い足す必要がない、ということもありますが、コレぐらいのペースであれば、互換インクを使ってヘッドのインク詰まりなどのリスクを少しでも軽減したほうがいい、と思えるようになったのは、精神衛生的に良くなったと言えます。

EW-M873Tでも変わらない点は?

「EP-4004」と「PM-G860」のときと変わっていない点をレビューします。

EW-M873Tでも変わらない点その1:インクの目詰まりはある

目詰まりが無くなったわけではありませんでした。

EW-M873Tの目詰まり

ちょうど1年が経過したころ、マゼンタのみですが盛大に目詰まりをしていました。※1度目のチェック

初めてのクリーニングをかけてほぼ回復(テストプリントの線が1つだけ欠損※2度めのチェック、その後プリントしているうちに完全回復※三度目のチェック)しましたが、基本構造に変わりはないようで、目詰まりはありました。

追記2022年4月

先日は黒がわずかに霞んでおり、若干目詰りしていましたが、一度のクリーニングで完全回復しました。

クリーニングはインクを消耗すると言われていますが、その点カートリッジ式ではなくタンク式なので目に見えてインクが減るようなことがないのも、メリットですね。

EW-M873Tでも変わらない点その2:それなりに場所は取る

※サイズイメージ公式サイトより

致し方ないことですがそれなりの本体サイズ403×369×162(mm)なので、それなりの置き場所確保が必要です。

さらに自動でせり出すトレイの前方、スキャナーを使用する際のフタの開閉高さ、背面給紙する際の後方なども、使用時には必要なスペースがさらに発生します。

EW-M873Tでも変わらない点その3:6色インクで写真もキレイにプリントできる

「EP-4004」と「PM-G860」とも6色インク(内訳が違いますが…)だったので、写真印刷もキレイにプリントできる点は我が家では変りありません。

その昔は8色顔料インクの「PX-5500」を愛用していました。

これも家庭用サイズのプリンターとしてはほぼフラッグシップにあたるプリンターでその証拠に「Colorio」でなく「MAXART」シリーズとして商品リリース。

MAXARTシリーズのプリンターは、デザインオフィス、看板業者、小規模印刷業者、学校、および商業写真や写真を趣味としているハイアマチュアなどのプロフェッショナル向けとして展開していた。

by ウィキペディア

画質的にはかなり良かった印象ですが、インクがとにかく高かった。

2005年 5月下旬 発売のPX-5500の時点で、解像度スペックが2880x1440 dpi。

2020年12月10日 発売のEW-M873Tが5760x1440 dpi。

ヘッド横移動の2880が倍の5760になっていますが、これが画質に影響していることは皆無と言えるでしょう。

解像度の最初の数字は横方向の解像度ですから、ヘッドの移動速度を調整すれば変えることは容易に出来ます。後の数字はヘッドの解像度です。ここの数字がプリンタの本質を表しているといっても良いだろうと思います。

by 知恵袋

17年経過した2022年でも2005年に発売されたプリンターと解像度スペックは変わらない??

おそらくそう(解像度の進化に飛躍的進化は起きていない)だろうと経験則から推測できます。

オフセット印刷といって大量に印刷する印刷機用にデータを作る際の画像解像度は350dpiで、今でも入稿しています。

それでもオフセット印刷で仕上がったチラシを見て、荒いとは感じないはずです。

Illustratorのデータがプリントされる際でも1200dpiで解像しているはずなので、家庭用プリンター解像度の数値差は、すでに判別できないレベルに達していると言ってもいいのかもしれません。

EW-M873Tで悪くなった・良くない点は?

いい事ずくめのように思われますが、悪くなった点、競合他社製品と比較して良くないと思った点をレビューをします。

EW-M873Tで悪くなった・良くない点その1:用紙の確認「OK」が必要

背面トレイへ給紙する紙からプリントする場合、ほぼ毎回用紙の確認アラートが出ます。

そのアラートはプリンタ本体の液晶に表示されるので、プリンター本体の液晶でOK(承認)しないとプリントが開始されません。

それは失敗がない、ということでもあるのですが、用紙設定を変えるたびに本体まで行って液晶画面のOKを押さないとプリントが実行されないのは、時として面倒に思うことがあります。

「EP-4004」と「PM-G860」ともそのような確認はなかったのでひと手間増えてしまいました。

EW-M873Tで悪くなった・良くない点その2:トレイの音がうるさい

プリントの音は静かな方だと思いますが、トレイが自動でせり出すとき、格納する時の音がそれなりに大きな音ができます。

これは自動トレイになったことのデメリットです。

深夜共同住宅では気になるかもしれません。

EW-M873Tで悪くなった・良くない点その3:プリントヘッドを自分で交換できない

キャノンのGIGA TANKシリーズのプリンターは、自分でプリントヘッドの交換ができます。

プリントヘッドはインクジェットプリンターで最も酷使される部分。

インク詰まりが発生しても自分で交換できる仕組みであれば、印刷しない時期が長く続いても安心できます。

EW-M873Tで悪くなった・良くない点その4:要らないソフトウェアがある

プリンタードライバー周りのソフトで、他にいらないソフトがインストールされます。

そして中にはエプソンがユーザー情報を少しでも吸い上げたいという思惑の物もあり、現ユーザーには何のメリットも無いばかりか、今後のエプソンユーザーのために自身のPCのリソースを割かれているという状況になるわけです。

うちのPCでは、新しいドライバーソフト導入後に謎のフリーズがあり、電源長押強制終了後、再度起動した際に必ずEPSONのソフトウェが立ち上がっていたので、どうもこれが怪しいと思いサポートへ問い合わせした所以下回答が。

「MyEPSON Portal」は、お客様のプリンター使用状況にあわせてサポート情報や
キャンペーン情報をご案内するアプリケーションです。

「MyEPSON Portal」のご利用予定が無く、頻繁に会員登録画面が表示される場合は、
下記FAQの手順をご参照のうえ、「MyEPSON Portal」のアンインストールを
行っていただきますようお願いいたします。

EPSONサポートからの返信内容

ということで、MyEPSON Portalを削除した所、謎のフリーズはきれいに消え去りました。

 

EW-M873Tを選んだ理由とは?

今回ビックカメラで「EW-M873T」を購入しましたが、店舗へ行くまでなにを買うかは決めていませんでした。

決めていたのは以下項目です。

  • A4サイズまでのサイズでできるだけ色々な用紙にプリントしたい
  • インクタンクが大きなもの必須
  • CDディスクプリント必須でないものの、できたらかなり嬉しい
  • 写真をキレイにプリントしたい

キャノンのGIGA TANKシリーズが競合他社にあたりますが、CANONは4色インクのみで、写真をきれいにプリントできる大容量インクのプリンターは存在しません。※2022年4月現在調べ

ヘッド交換ができる点にはCANON製品に大きな魅力を感じましたが、CDディスクへプリントできない、廃インクボックスは自身で交換できない、4色カートリッジのみ、など自分の総合的な要望を満たせたのは唯一「EW-M873T」だけでした。

EW-M873Tを購入した満足度は?

コロナ禍で1年間使用した「EW-M873T」でしたが、その満足度はどの程度なものか。

仕事柄プリンターが必要で、できればA3ノビまでできる機種を持っていたいということがあったんですが、今回予算とスペースの問題で「EW-M873T」を選びました。

「EP-4004」亡き後A4しかプリントできない状態になりましたが、A3ノビまで出す頻度が減ったこともあり、問題なく過ごすことができています。

本体価格が高いということはありましたが、買ってしまえば使用感の満足度はMAX100%です。

まとめと感想

「EW-M873T」が気になっている人の大半は、

自宅で写真をキレイに気兼ねなく沢山プリントしたい!

現状では写真プリント専用機を使っているが、インク代が高いので、エコタンク搭載の唯一6色機である「EW-M873T」がどれぐらいお得で、どれぐらいキレイにプリント出来るのか?という点でしょう。

または、

資料のプリントも大量にするけど、時折写真もキレイにプリントできるプリンターが欲しい!

という感じの人も居るかも知れません。

コレはある意味両極端な要求ですが、一般家庭用プリンターで、そんな欲求を満たしてくれいるのが世界で唯一「EW-M873T」という機種になります。

フラッグシップを冠するエプソンが自身を持って世に放った、世界で唯一家庭用6色エコタンクプリンター。

エプソンがいまできることは全部やりました、という感じの最上級製品の満足度は、先に上げたデメリットが軽く吹き飛ぶ素晴らしい出来でした。

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