え、DWがピンクなんだ…。
Adobe 2020年6月のリニューアルって何が変わったの?
アイコンが変わりました。
以上。
ってことだけではないと思うんです。
ちゃんと中身もきっと変わっているんだと。
しかしタイミング的にはいつも10月中旬過ぎごろにAdobe今年もアップグレードです、ってアナウンスがくるので、今は2020年6月でその4ヶ月前。
コロナで激変した世界同様にアドビのアイコンも激変したということでしょうか。
いずれににしても内容の詳細な変化の確認はまた追って記述したいと思います。
Bridgeが15周年のお知らせ
なんと~、Bridgeが出来てから15年も経っていたとは…。
そしてイラレに近いオレンジ系だったアイコンが、ほぼ黒い(実はすっごく濃いブルー)ベースなのに「Br」の文字が白なので、コントラストの強さから一番目立って見えるアイコンへ昇格。
他アイコンとの相対的コントラストのバランスを考慮すると、
↑これ(右側)ぐらいがベストに思えますがいかがでしょうか。
痛いぐらいのコントラストで、視覚的に「Br」を認知してもらたかった意図でもあったのでしょうか。
WEBページの書き出しレギュラー復活は無いようですが、書き出しパネルでDNG、TIFF、PNG書き出しサポートされたと朗報案内が来ました。
まとめと感想
いやしかしDWがピンクで何が起こったのかと思って更新してから起動しても、スプラッシュスクリーンも縁が白くなっただけで絵柄は変わりないし、本当にアイコンの色が変わっただけ?って印象の今回のアップデート。
2020年10月の次期アップグレードへ向けての準備ということでしょうか。
追伸 アイコンの色激変=元々M社の製品だった
ドリームウィーバー「DW」アイコンカラーがグリーンからピンクへ。
マクロメディアを約34億ドルでアドビによって買収されたのが2005年4月。
その翌年にこのアイコンカラーホイールがアドビのウェブから公開。
今やそのカラーと機能を有しているのは、Fireworks CS6のみ。
アニメイト「An」(※元flashで「Fl」だった)アイコンカラーがレッドから映像系同様のパープルへ。
そしてビビットなレッドはインデザイン「Id」とインコピー「Ic」へ割り振られた。
昨今のシェアが増えずに元々はMacromedia(マクロメディア)社から買収したがWEB系のもが大幅に変更されました。
もはやそれを知るユーザーもごく一部ということで、Flashはすでに名前が消え(flashはiPhoneリリースによってオワコンになった)、Dreamweaverの存在もWEB制作標準ソフトになりえていない現状から、Adobe GoLive(元サイバースタジオ社ソフト)同様消えていくのかもしれません。
※Dreamweaver 2022はリリースされず、存続バグの改修のみがされています。
追追伸 Apple Final Cut Pro元々アドビの人がマクロメディアで作ったものって!?
AdobeでPremiereを開発していた、Randy Ubillosさんを中心とするグループが、マクロメディアに移ってコードネームKeyGripと称して開発していたソフトウェア。1997年のNAB Showにて開発が発表され"Macromedia Final Cut"として販売される見込みだった過去をもつ。
後に、Appleが開発中のKeyGripを購入、1999年4月にFinal Cut ProとしてVer.1が発売され、今に至るということで、自分で作ったものを自分で超えるために開発していたのがFinal Cutだったという歴史。
ということで、オーストラリアに本社があるBlackmagic Design社が2009年に買収したサブスクなしで使えるDaVinci Resolveとのユーザー獲得比率がどう推移するか、どう棲み分けができるのか、今後が楽しみです。