そしてこうなったのでした。

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Affinityは過去のAdobeとして見る

更新日:

Affinity(アフィニティ)はイギリスのノッティンガム近くに拠点を置き、Adobe(アドビ)のPhotoshopやIllustratorに真っ向勝負を挑んでいる新進気鋭のソフトウェアメーカー。

Affinity(アフィニティ)新たなスプラッシュ画面

iOS用アプリを突破口にしたAffinity

MacやWindowsでは、まだまだAdobeのシェアを奪えるはずもない状況ですが、iOSでは形勢逆転になったAffinity。

iOSでの本格的な制作をする人はまだまだ少ないとはいえ、その状況をAdobeが黙って見てはいられないようで、iOS用の本格グラフィックアプリのリリースを目指しているとの噂があります。

Adobeはパソコンとタブレットの差別化からiOSだけでも完結できる本格的グラフィックアプリのリリースをしていませんでした。

Android用でももちろん同様、あくまでもパソコンがメインと捉え、タブレットはそれをサポートするデバイスと見ていたのでしょう。無料の制作補助的なアプリばかりをリリースしていました。

しかし以前、1000円有料買切りライセンスでiOS用Photoshopをリリース、その名も「PS Touch(ピーエス・タッチ)」をリリースしていた時期がありました。その頃はパソコン版Photoshopが買切り数万円の時代、1000円で買えるiOS用Photoshopはとても安く感じられ、App Storeで即購入しiPhone、iPadのiOS上でPhotoshop操作の再現を試していました。

PS Touch

しかしその後、Adobeのパソコン版はCreative Suite(買切り版)からAdobe Creative Cloudとなり、月額・年額サブスクリプションへ移行、そしてiOS11になった時、PS Touchの開発サポートを終了、PS touchは無かった事になりました。

そして2018年現在。

AdobeがiOS用本格グラフィックから退くことに反比例するように開発を推し進めてきたAffinity PhotoとAffinity Designer。

パソコン用においてもAdobeが月契約サブスクリプションになった事で、買い切り数千円のパソコン版Affinity PhotoとAffinity Designerが一気に注目される事に。

これでパソコン環境においても形勢逆転Affinityがユーザー数を増やすことができるのでしょうか。

初動はどこも買い切りでスタートする

Adobeは20年以上に渡って長らく買い切りライセンスでしたが、CS6のリリースで買い切りライセンスを終了、以後はCreative Cloud版の月・年契約のみに移行しました。

また海外のウェブ制作現場では、Mac用のsketchというソフトが買い切り数千円で台頭してきましたが、シェアが増えたところで買い切りから年間契約に切り替わりました。

最初は買い切りでとにかく安くし、できるだけ多くの人に使ってもらう。

良さが伝わりユーザーが増えたところで、ライセンスを買い切りから月契約や年間契約のライセンスに変えて収益の安定化を図る。

今ではどこのソフトウェアメーカーでもそうした流れを目論んで開発しているのです。

Affinity PhotoとAffinity Designerの現状

そんな流れを見て、Affinityの現状、今は安く多くの人に広める時期といえます。買い切りでApple Store購入ならログインしたマックに10台までインストールできる状況。

そしてユーザーがある数に達した時、ライセンスが買い切りから月契約・年間契約に切り替わる。

Affinityは現在3種アプリがあるので、それを2までハイブリッドOSインストール可能で初年度8980円、2年目以降の更新料月々1480円…だったらどうでしょう。

今後を見据えて選択する

 

Adobe and Affinity

ソフトウェアメーカーの思惑を十分理解した上で、Adobeを使い続けるのか、Affinityへ鞍替えするか、双方を比べ見極めていく必要があります。

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また一からAffinityのアプリ・ソフトウェアの使い方を学習してまでもAdobeからAffinityに変える価値と信頼があるか。

まとめ 日本語フォントの扱いに長けているか

英語圏であればAffinityのほうがトータル(金額面・機能面のバランスを見て)勝っていると、言える状況があるかもしれませんが、ここ日本においてはなかなかそのような状況と言えません。

日本語はアルファベット・約物に加えて、漢字・ひらがな・カタカナなど、他国では見ない様々なフォーマットを有した言語の一つです。そんな日本語をベースとした日本語フォントの扱いにAffinityのアプリがどれだけ長けているか?と聞かれたら、まだまだ道半ばといったところでしょう。

Adobeが20年以上かけてユーザーの声を拾い進化させてきた状況を見ていると、Affinityが同じように日本語フォントをしっかり使いこなせるようなアプリに仕上げるまでには、まだまだ多くの時間がかかるでしょう。

そしてその使い方を同じく20年以上かけて覚えてきた先輩ユーザーたちが、後輩世代に伝える手段をAdobeからAffinityに変えるまで、どれ位の時間を要するのか。果たしてそんな事(AdobeからAffinityへの業界標準移行)ができるのか?

そんなことを思いつつ個人ユースとしては、AffinityのアプリもMACへインストール、挙動の違いを楽しみつつ、今後の動向を見守りたいと思います。

追伸 Affinity Publisher ベータ版リリース

登録していたので、新しいソフトウェアのお知らせがメールで届きました。

Affinity Publisher beta!

Affinity Punisherではなく、パブリッシャー(Publisher)をそのまま訳すと、出版社とか発行者。

Affinity Publisherの機能をメールで拝読すると、ウェブ(対Dreamweaver)にも、動画にも(対Premier)、印刷はページ物(対InDesign)でも対処できるというニュアンス。

ベータ版は英語版だけのようですが、気になるので早速Downloadしてみます。

追伸 Affinityは日本語縦組みを本気で扱う気があるか

サポートへ問い合わせメールをしてみました。

日本語入力で縦書きをサポートする気があるのか?

現状ベクターグラフィックソフトで日本語の縦組みができるのはマクロメディア フリーハンド亡き後、アドビ イラストレーターのみです。

Affinityへ縦書きサポートについての問い合わせメールを出してまだ数日なので、どのような返信がくるのか、またはスルーされるのか、また追ってご報告いたします。

追伸 Affinityから返信が来ました

そのまま掲載、英文です。

Hi Jajam(ここだけ変えてます),

Thanks for your email.

​I'd suggest checking out the 10 day trial from here:
https://affinity.serif.com/designer/trial

We don't currently have a vertical method for Japanese text, other than pressing return after each character but i understand that might not be suited to Japanese text. We do have this logged with the Dev team, so hopefully it will be something they can added in a future version.

Thanks
Gareth
Affinity

以下、クロームでそのまま翻訳内容

メールありがとう。

ここから10日間のトライアルをチェックアウトすることをお勧めします。
https://affinity.serif.com/designer/trial

各文字の後でリターンキーを押す以外に、現在日本語テキストの垂直方法はありませんが、日本語テキストには適していない可能性があることを私は理解しています。これは開発チームに記録されているので、将来のバージョンで追加できるようになることを願っています。

ありがとう
ガレス
親和性

ほうほう、Affinityとは親和性。いったい何と親和性が?ガレス。

で、将来のバージョン(今1.7なので、2.0以降)で縦組みが追加できることを願う?祈る?叶う?って、他人事かよって思える言い回しですが、機械翻訳なのでもっと別なニュアンスなんでしょうね。

いずれにしても日本でAffinityがAdobeの替わりとなる日は、まだまだ長い道のりが待っているようです。

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