ニコンのコンパクトではないコンパクトカメラCOOLPIX P1000の後継機はいつ出るんでしょうか?
噂や呟きまとめてみましたので、どうぞ最後までお付き合いください。
そもそもCOOLPIX P1000って?スペック確認
ニコンから2018年9月14日発売された広角24mmから3000mm相当の超望遠光学125倍ズームを、気軽に持ち歩けるボディサイズで実現したコンパクトデジタルカメラ。
発売からすでに3年以上が経過しました。
2020年 2月 7日に広角24mmから超望遠2000mm相当(35mm判換算)の光学83倍ズームを備えた「COOLPIX P900」の後継機種、「COOLPIX P950」は発売されましたが、P1000の後継に当たる機種は発売されていません。
COOLPIX P1000スペック表
COOLPIX P1000ってそもそもどんな機能が特出しているか、改めてスペックを見てみましょう。
発売日 | 2018年 9月14日 発売 |
メーカー | ニコン |
商品名 | COOLPIX P1000 |
型番 | P1000 |
形式 | コンパクトデジタルカメラ |
マウント | レンズ交換無し、光学125倍ズーム、NIKKORレンズ12群17枚 |
レンズ焦点距離 | 4.3-539mm(35mm判換算24-3000mm相当の撮影画角)f/2.8-8 |
本体サイズ | 約146.3×118.8×181.3mm(突起部除く) |
本体重量 | 約1415g(電池、メモリーカード含む) |
画素数 | 1679万画素(総画素)、1605万画素(有効画素) |
センサー | 1/2.3型CMOS(裏面照射型) |
感度 | 通常:ISO100~6400 |
シャッター | メカニカルシャッターとCMOS電子シャッターの併用 |
シャッタースピード | ・1/4000※~1秒 ・1/4000※~30秒(MモードでISO 100時) ※ 広角側、小絞り側時 ・バルブ撮影、タイム撮影(MモードでISO 100時に設定可能):最長60秒 ・1/8000~1/30秒(動画撮影時) |
フラッシュ同調速度 | すべてのシャッタースピードで同調 |
フォーカス | コントラスト検出方式 |
瞳AF | 顔認識あり、瞳AF記載なし、代わりに月モード、鳥モードあり |
手ぶれ補正 | 補正効果5.0段のデュアル検知光学VR、レンズシフト方式(静止画)レンズシフト方式と電子式の併用(動画) |
連写撮影 | 単写、連写H[約7コマ/秒で約7コマ]、連写L[約1コマ/秒で約200コマ]、先取り撮影、高速連写120fps(約120コマ/秒で60コマ連続撮影)、高速連写60fps(約60コマ/秒で60コマ連続撮影)、インターバル撮影 |
液晶モニター | 3.2型(インチ)92万ドットバリアングルモニター |
タッチ操作 | なし |
ファインダー | 0.39型電子ビューファインダー(236万ドット) |
記録メディア | SD/SDHC/SDXC メモリーカード |
電池容量 | 静止画撮影時 約250コマ(EN-EL20a使用時)※1 動画撮影時(実撮影電池寿命) 約1時間20分(EN-EL20a 使用時)※2 |
撮影枚数 | 250 枚 |
防塵防滴 | 記載なし |
動画記録 | 2160/30p(4K UHD)、2160/25p(4K UHD)、1080/30p、1080/25p、1080/60p、1080/50p、720/30p、720/25p、720/60p、720/50p、HS 480/4 倍、HS 720/2 倍、HS 1080/0.5 倍 |
ピクチャープロファイル | 記載なし |
音声記録方式 | AACステレオ |
接続インターフェイス | マイクロUSB2.0、HDMIマイクロ端子 |
自撮り機能 | 有効 |
内蔵フラッシュ | なし |
記録フォーマット | JPEG/RAW、非圧縮RAWなし |
メディアスロット | シングル |
後継機はいつ出るのか?
次期モデルはCOOLPIX P1100という型番になるのでしょうか。時期や内容など現時点では不明です。
予測される画素数・動画性能
以下、現状リリースされている製品から推測される画素数や動画性能の予測です。
COOLPIX P1100の画素数
P1000の有効約1605万画素でした。
COOLPIX P1100は有効2400万画素あたりがバランスの良い落とし所ではないでしょうか。
COOLPIX P1100の動画性能
P1000の動画記録 撮影モード2160/30p(4K UHD)が最も高いフォーマットでした。
COOLPIX P1100は2160/120p(4K UHD)あたりが期待値をこめてバランスの良い落とし所ではないでしょうか。
P1000 と P1100 どっちがイイ?
超望遠コンパクトカメラシリーズ第一世代と第二世代では機能的にはP1100に軍配が上がるのはすでに分かっていることです。
しかし撮影する人が何を求めるかによって、購入金額を含めすべての要素を比較検討した場合、必ずしも新しい世代がその人にとって最適であるかどうかは別問題になってきます。
解像度
カメラ性能でもっともポピュラーなスペックとして解像度に注目が行くことは間違いありません。
変わるにしても、変わらないにしても注目されるのが解像度です。
現行P1000の解像度は1650万画素でした。
裏面照射型1/2.3型CMOSセンサー自体を進化させることができれば、超望遠時の解像感が増し、更に望遠したことに等しくなります。
また超望遠での複数枚合成での解像度アップなど、ソフトウェア的な機能でのカバーをするなどでも解像感が増しますが、月や鳥を撮影するのには不向きといえます。
動画性能
現行P1000の動画性能は以下となっています。
動画記録 撮影モード 2160/30p(4K UHD)、2160/25p(4K UHD)、1080/30p、1080/25p、1080/60p、1080/50p、720/30p、720/25p、720/60p、720/50p、HS 480/4 倍、HS 720/2 倍、HS 1080/0.5 倍
センサーサイズがそのままであった場合、4K以上のサイズは望めないでしょう。そうなると4K撮影時のフレームレート30から60や120へ上げて、超解像スローモーション撮影ができるようになれば、あらたな表現が可能になるかもしれません。
価格差
発売から3年以上経過したニコンのコンパクトカメラ現行超望遠シリーズ最新P1000ボディの価格は最安価格(税込):
123,093円となっています。※2022-05-24価格コム調べ
コンパクトカメラとしては高い印象もありますが、超望遠という特化した機能を有していることをみれば、決して高いとは言えない設定でしょう。
新しい後継機が出た場合は、より魅力的な機能を盛り込んで20万円弱という設定あたりがイイ線かもしれません。
2022年のP1000下取り価格・中古市場調査隊
ニコンの光学超望遠性能に特化したコンパクトデジタルカメラの中古価格を確認してみましょう。
2022年のP1000の下取り価格は?
超望遠シリーズでは最新というだけ有って、下取り価格は悪くないようです。
最高値¥73,980となっていました。※価格コム調べ
カメラのキタムラのP1000中古価格
中古も新品もカメラのキタムラでは在庫なしでした。
すでに生産が終わっているのでしょうか。
ソフマップのP1000中古価格
ソフマップでは中古の在庫がありましたが、新品での購入とほぼ変わりがありません。そうなると、プラス数千円で保証を付けることを出来る新品購入のほうが安いと見ることもできます。
ヤフオクのP1000中古価格
ヤフオクでは複数出品されていました。
49名が競り合う状況でしたので、最終的には新品より若干やすい程度に収まるのではないでしょうか。
メルカリのP1000中古価格
すでにソールドアウトでしたが、2つありました。※2022-05-24調べ
P1000のつぶやき 作例
久しぶりに
NikonのCOOLPIX P1000と
散歩いってきたよ
24㎜〜3000㎜の世界にワロチ
🤭 pic.twitter.com/oqxyklQlQR— Ponta@kyoto(・∀・) (@edengoipad) May 22, 2022
COOLPIX P1000ズームテスト映像#COOLPIXP1000 pic.twitter.com/4qo3RiOdeV
— タマイー (@tamae_mcz) May 4, 2022
まとめと感想
日本を代表するニコンが世に出した光学超望遠性能に特化したコンパクトデジタルカメラ。
発売から3年経っても、圧倒的な超望遠高画質性能を有したカメラであることに変りありません。
世代交代の時期がまだまだ不明なので、ほしい時が買い時かもしれません。