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MacOS9.2.2で最強の環境構築するためのソフト一覧

2017-05-20

macos9.2.2

MacOSのClassic環境はVersion9.2.2をもって幕を閉じました。

USBでBluetooth機器を繋げば、 ちゃんとBluetoothが繋がったよって認識するものの、ドライバーソフトが無く使えない状態。

周辺機器メーカー各社は新しいOSX環境への対応と同時にClassic環境のサポートを終了。

そんな過去の遺物となったMacOS9.2.2ですが、DTP環境としては今もって最強。※あくまでも個人の意見

そして入手できるなら入れておきたい、当時使っていたもの、使ってみたかったものや入れておきたいソフト、機能拡張など一覧にして覚え書きです。

機能拡張

まずはシステムフォルダへ直接導入の追加もの。

SHORTCUT+(ショートカットプラス)フリーソフト

Classic環境のシステムのメニュー項目へショートカットを追加できる。OSXでは標準で追加できるので必要なし。

オープントレイG3 フリーソフト

その名の通りでオープントレイの操作をショートカットで呼び出せるようにする機能拡張。

システム関連ソフト

まず最初にインストールしていた記憶があります。

AdobeATM3.9.1→ATM Deluxe4.6.1またはsuitcase10.1.1J

フォントを多用するClassicのDTP環境では必須ソフト。

ActionFiles1.5.4J

action files

有料ソフトですが、これは一度使いだしたら手放せなくなるFinder周りの機能強化をしてくれるソフト。今持ってこれ以上の使い勝手はMacOSX、Windowsで見たことがないです。MacOS9では自分的に超必須です。

AppleQuickTime6

映像再生するわけでなくても、なんだかんだ必要になる。

ATOK14またはEGBRIDGE11.8

Mac OS9で標準日本語変換といえば「ことえり」。

これが信じられないぐらいおバカな変換で、今なら話のネタにできるレベル。

そんなわけでDTP業務をこなすためにはサードパーティ製日本語変換ソフトを導入することになります。

自分的にはEGBRIDGEが好きでした。

しかしこれが固まる原因を増やしていた感もあり、変換途中で固まることもしばしばでしたが、それでもよく使っていました。

現在は「かわせみ2」として完全復活のEGBRIDGE!最新macOSXで素晴らしい手書き入力も実現してくれています。

DragThing4.2.1

Classic環境ではDockの代わりにランチャーってありましたが、これが好きじゃなかったので、このDragThingには大変お世話になりました。これはOSXになっても現役ランチャーで、今でもDockと併用してお世話になっています。

Toast5.2.3J

CD、DVDの焼き込みにはやはりこれ。ハイブリッドディスクもカスタムで作れたり、色々と大変便利でした。

Microsoft IntelliPoint

Microsoftのマウスドライバ

MacOS9標準のマウスはシングルボタンマウス。マウスのハードウェアは圧倒的にWindowsのほうが便利だったので、今でもMacOS9起動時には、このマウスを使っています。コレなしにはMacOS9操作はあり得ないです必須アイテム&ドライバーソフト。

このマウスと同性代のマイクロソフト製マウスであれば、同じくMACOS9のドライバーが適応できました。

MacOS9でも使えるマウス

事務・テキスト系ソフト

事務的な用途として。

Jedit

MacClassicでテキスト編集といえばこれ。

Microsoft Office 2001J

なんだかんだ必要でしたが、重かった。これまた固まる原因の一つだった記憶しかありません。

ネットワーク系ソフト

Windowsとの共有にも当時はソフトの購入が必須でした。

Netscape7

インターネットエクスプローラーもありましたが、Versionが5.1あたりで止まっていたのに対してNetscapeは7までClassic環境で稼働していたので、タブブラウジングも出来ていました。

FetchまたはTransmit

当時は国産Fetch(フェッチ)のほうが定番的なFTPソフトだった印象ですが、OSXではFetchはほぼ消え去り、PanicのTransmit(トランスミット)のほうがメジャーでユーザーが多い印象。

Adobe

グラフィック制作では外せない存在は今も昔も。

Photoshop7.0.1J

基本操作は今のフォトショップとかわらず、OS9で動く最後のバージョンで長くお世話になりました。この当時はこれでPhotoshop完璧ではないかと思っていました。

Illustrator8.0.1J

今でも大好き、Illustrator 8.0.1J。

フォトショップ7の時代ではイラストレーター10.0.3でしたが、8.0.1で止めている人が多かったのでは?

今となっては無くてはならないアピアランスが搭載されたのがIllustrator 9でしたが、印刷業界では当時総スカンだったかと。

そしてVersion10になってもなお印刷業界でアピアランスを率先して使う人はDTPライター兼デザイナー的な人たちだけだったのではと推測。

イラレ印刷データで透明は禁止!みたなことが当たり前の時代でした。

Dimensions3J

Adobeが世に放った3Dソフト。

今はDimension CCとなり、新たな3DCGをリリースしていますが、これは全くの別物。

今ではイラストレーターで3D効果として表現できるようになったものの、3D空間でものを作るということは出来ていないわけで、その点このディメンションズでは一つの3D空間で物を作り出せていた。

とはいえ、プリミティブな形状や文字の立体などが主で、複雑な形状を作ること(モデリング)は出来ませんでした。

Streamline4J

当時はイラストレーターに画像トレースがなかったので、これがAdobeのトレース専用ソフト。

この当時からカラーでのトレースも出来たので画期的ではあったものの、文字のトレースなど清刷りがわりには全然ならないレベルのクオリティでグダグダのパスでした。

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ぐだぐだなりに、アートとしては見ることができました。

GoLive6.0.1J

当時一番お世話になっていたウェブサイト制作ソフト。

スマホサイトの存在皆無の時代はこれで十分でした。

PageMill(ページミル)からアップグレードでVersion4からお世話になっていましたが、重かったソフトの一つ。

でも使い慣れていたのでDreamweaverへ移行するのは難儀でした。

Livemotion2J

Flashに対抗して出てきたソフト。

インターフェイスはアフターエフェクツにも共通する感じがありました。

リリースされた当時レクチャーセミナーに参加したとき、Flashと比べてライブモーションのほうが、動画の扱いに適しているようなニュアンスのことを講師が言っていました。

フラッシュに完全に押されてアウェイな状態だったので、苦し紛れなフォローだったのでしょう、と推測。

Macromedia

Web系ではAdobeのシェアを奪っていたマクロメディア。そして今ではAdobe傘下。

DreamweaverMX

Classic環境のVersion名称がMXとなって、これがOSXではMX2004とか、進化を重ねてマクロメディアスタジオ8に。

OSXへセットアップしても当時はなかなか使えずにいました。

FlashMX

Classicのときから定番ソフトでしたが、自分はAdobeよりなライブモーション派になっていました。

でもそれはそれで、Adobeの映像系ソフトに通ずる部分が今でも役に立っていると思います。

グラフィック系ソフト

GraphicConverter3.5J

Photoshopで開けないファイルも開けたり、バッチ操作的なことで使えて、陰ながら必須ソフトでした。

Tracer1.5J

トレース専用ソフトで結構高かったと思いますが、今持って最強のクオリティ。

イカルストレースマスター、ほかIllustratorで稼働するプラグインでのトレースソフトもありましたが、このTraserが2019年でも最強。

全体のバランスが素晴らしいパスを生成してくれます。

ストラタスタジオ

ストラタは3DソフトでもAdobeライクなインターフェイスが人気でグラフィック系の人にも多く支持されたものの一つでしょう。

Shade

国産3DCGといえばこれ。

定番ユーティリティ ※起動CD

Classicでは無くてはならないメンテナンス系ソフト。

ディスクウォーリア2.1.1J

当時からシステムメンテナンスといえばディスクウォーリア。

Apple FirstAidでお手上げでも、こちらで修復ができたことがなんどあったことか。

ノートンユーティリティ

なんだかんだ必要だったドクター。

当時の稼働画面が今ではアートに思えるわかりやすさと時代を感じます。

Illustratorのプラグイン

これらがあるからIllustratorをやめられない、ということがあったIllustratorのプラグインソフトの数々。

豪華なトンボを生成してくれたり、整列だけだったり、Illustratorに機能追加できるコバンザメソフト。

エクストリームパス

今でもバージョンアップを重ねているプラグインですが、最新IllustratorCCでも必要?って思えますが、当時はこれがあることでIllustratorが最強ベクターグラフィックツールになり得たと思っています。

固定整列

地味に定番プラグイン。今ではIllustratorで標準装備的な機能ですが、今でもこっちのほうが便利。

アンカーポイントの整列

これも今ではIllustratorで標準装備ですが、当時は超画期的なプラグインでした。

配置のショートカット

Illustrator8.0.1のショートカットをカスタマイズできなかった当時では地味に必須でした。

複数配置

ドラッグで配置もできなかった当時では、これも地味に便利でしたが、これを選んだ途端にIllustratorが落ちたような記憶も。ということでほぼ使わずでしたが、入れていたプラグインソフト。

バーコードロボ

商品開発販売メーカーなどでは必須のプラグインでしょう。今でもこれは業種によって必須プラグインソフトです。

KPTベクターエフェクツ

これがIllustrator最強プラグインで、OSXになっても使える状況はあったものの、Classic環境ではこのプラグインがIllustratorを大いに盛り立ててくれました。

未だにこれ使ってるねっていう表情の立体文字を見るので、まだまだどこかで現役です。

MORISAWA つめ組みプラグイン Fuzzyカーニング

ヤフオクで59000円で未開封出品されていましたが、さすがに今買うにはちょと高い。

当時でも50000円超えの商品で、モリサワユーザーには必須アイテムだったのかもしれません。

詰め上手

今のイラストレーター標準機能になった「文字タッチツール」のように一文字ずつを直感的に動かすかわりに、数値パラメーターで動かしたり、全体のトラッキングを同じく数値パラメーターでリアルタイムに動かせる画期的なプラグインソフト。

最新のイラストレーターでも出来ない感覚的な操作感で文字組みを自由自在にコントロールする感触を味わえます。

3D−TIGER

DXF、DWG、OBJ、VRML、IGES、STL、XVLで作成された3Dモデルを直接、Illustratorへ読み込み可能に。

2023年のIllustratorでは、逆にOBJの書き出しがIllustratorから出来るようになるとは。

Photoshopのプラグイン

フリーのプラグインソフトも雑誌の付録で結構ありました。3D・・・なんとかとか。

KPT

フォトショップでプラグインといえばこれでしょう。これなくしては表現できないものが今でもありますが、開発は終わっている様子かと。

eyecandy

KTP以外ではこちらがメジャーで、いまでもリリースされています。Eye Candy 7のサイト作例が笑える感じのさじ加減なのはわざとでしょうか。

まとめ

使っていた当時を思い出しながら、使っていたもの、使ってみたいと思ったもの、職場で触れたものも含めて自分の中でメジャーと思えるものを一覧にしてみました。折を見て画像など追加してもっと楽しい感じにしたい。

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