Windows

拡張子を付けてくれるのはWindowsだった

2017-06-24

mac、Windows、mac、Windows…。職場に合わせて使い分けること20年以上経ち、各OSの違いも無意識に把握できるようになり、ショートカットを押すにもmacではCommandキーと何か、WindowsではControlキーと何か、と勝手に指が動くようになってきました。

それでもまだ時折間違えるのが半角/全角切り替えで、macのキーボードではWindowsの半角/全角キーの位置に「1」あるので、Macを使う時に時々「1」を間違って押しています。

両方のOSで使用できるハイブリッドのソフトウェア特有の拡張子など、どちらのOSでも自動でファイル名の末尾に付け加えてくれますが、ここで微妙に付け加え方が違っています。

拡張子処理はWindowsに軍配です

結論から言うとWindowsのほうがいい感じに付け加えてくれる、という印象です。

例えばこんな時…

ファイル名を入力中、「あ、違った…長いファイル名を一旦全部消して入力し直し…。」という時。macではデリートキー押しっぱなして、入力した内容を全て消すというやり方がベターかと。またはShiftと左キー押しっぱなしで拡張子とドットより前、ファイル名全てを選択した状態にして、そのまま新たなファイル名を入力、という感じ。これはWindowsでも同じ方法が通用します。

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面倒なのはマウスを使って入力位置の移動をする時で、ここでmacとWindowsが拡張子付加してくれる挙動に大きな違いが発生します。そんな大げさなと思うかもしれませんが、何度も何度も繰り返す作業で起こる小さな違いは、結果大きな違いに感じられる。

Macの場合

Macの場合

Macでファイルを保存(コマンド+Sキー)で出る保存のウィンドウでは、拡張子とドットが含まれないで、名称未設定1の部分のみ選択されています。そのまま打ち込めば問題無いですが、全角半角を間違えて入力し直し、保存場所を変えるためにディレクトリー移動の際にほかのファイルをクリックでファイル名と拡張子まで変えてしまったりすると、拡張子は振り直すか、ファイル形式を選択し直してOSウィンドウで振り直してもらうことが必要になります。間違って表示している拡張子を消して保存しても、Macの場合はファイルタイプとクリエイターという情報をデータに内包しているので、ソフトによっては問題ありませんが、Dreamweaverでhtmlファイルを保存するような場合ではファイルタイプとクリエイターという情報が内包されず、真っ白いファイルになり、htmlファイルとして認識しなくなります。

Windowsの場合

Windowsの場合

Windowsでファイルを保存(Control+Sキー)で出るウィンドウでは、拡張子とドットまで全てが選択された状態になるので、そのままファイル名保存した場合には一見拡張子も消えてしまいそうですが、Windowsでは保存完了する際に適切な拡張子が割り振られます。よってDreamweaverなどで拡張子を消して保存しても、htmlという拡張子が自動的に付加されるので、何の問題もありません。

まとめと感想

海外のワードプレステンプレートやhtmlを購入することがたまにありますが、ZIPファイルをダウンロードするとMacで制作された痕跡をみることができます。ということは上記のような拡張子の扱いにくさがあっても、Web制作でMacを使用している人は大勢いることが推測されます。すると、Macの拡張子問題はクリアする方法があるのか?または気をつけているだけの話なのか。気になるところですが、自分的にはこのあたりWindowsで慣れてしまうと…Macは時々辛い…。Windowsでは拡張子に対して設定できるアプリケーションは一つですが、Macの場合は拡張子だけでアプリケーションを特定していないため、同じ拡張子でもファイルによって設定できるアプリケーションを変更ができます。例えばDTPごとでよく使っていたEPS形式はベクター情報のIllustratorとピクセル情報のPhotoshop両方にある形式なので、同じ拡張子でも指定のアプリケーションを変えたい、というような場合がありました。今回のようなケースではそれが裏目に出ていると言えるかもしれません。僅かな違い、でも繰り返し遭遇するとその僅かな違いが大きな違いになってきます。OS(オペレーティング・システム)への印象って、こうした細かな部分に対する個人的な印象の積み重ねなのかもしれない…と思う今日このごろでした。

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