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MacBook Airで使えるSDカードからOS起動!トリプルOSシステムにしてみました

2019-04-19

SDスロットに200GB容量のSDカードを挿し、そこへシステムをインストール。

システムそのものをバックアップしたり、サブの起動システムとして利用していますので、その方法をご紹介します。

MacBook Airで使うおすすめのSDカードとは?

MacBook Air2012で確認していますが、SDカードスロットにさまざなSDカードをセットし、データ転送速度を確認してみました。

結果、公称転送速度が速いものがおすすめで、容量的には128GBのものが金額的にはリーズナブルな印象でした。

完全にmacでした使用しないのであれば、mac専用のフォーマットにしてしまうほうが色々便利に使用できます。

ただしのその場合、カメラ用、Windows用としての使用ができなくなるので、注意してください。

SDカードで古めのmacOS起動ドライブ設置

古いMacBook AirにはSDスロットがありますが、普通のSDカードでは1cmぐらいはみ出るので、挿したままでは持ち歩くに不安が募ります。

なのでMacBook Air専用のきっちり収まるSDカードアダプターを購入しました。

そこへマイクロSDをセットしてスロットに装着、MacBook Airのデスクトップに3つのドライブが表示されるようになります。

SDカードからの起動はmacのみ?Windowsはイケるのか

SDカードをブート可能なパーティションへフォーマットすれば、macOSは起動できるようになります。

ではWindowsも同様に起動できるようでしょうか?

通常の答えはNo!!!です。

アップルのサイトでもしっかりその旨記載がありました。

SD、SDHC、または SDXC カードを Boot Camp で使って Mac コンピュータに Windows ソフトウェアをインストールすることはできません。

https://support.apple.com/ja-jp/HT204384

しかしサードパーティのソフトを導入すると、SDからもWindows起動ができるようになるようなので、今度試してみたいと思います。※ソフトは購入済み

SDカードへmacOSをインストールするメリットとは?

普段使っているmacOSと別なmacOSをMacBook AirなどノートPCをへ入れて持ちあるくことのメリットって?

思いつく限り列記してみます。

メリット1:実験的に色々なアプリをインストール動作確認できる

普段使っているmacOSは、出来る限りシンプルで必要最低限なシステム構成にしておきたいものです。

でも、予備のmacOSがあれば、様々なソフトをインストールして動作確認などに使えますから、失敗することなく良い情愛のシステムの維持、更新に役立てることが可能になります。

メリット2:古いOSでないと動作しない周辺機器の認識

ワコムのタブレットは世代交代とともに、古い製品は最新macOSでの動作をサポートしない傾向にあります。

最新の普段使っているmacOSを常に最新にしている人は、メジャーアップデートした後に大事に使っていたタブレットとおさらばすることになるのです。

それでも諦めきれずに昔のタブレットを認識動作させたくなった時、SDカードに古いmacOSを入れておけば、そこから再度認識できる環境を再構築できます。

メリット3:メンテナンス用システムとして使える

完全に別なOSから起動させることで、何も読み込んでいないシステムを芯からメンテナンスをかけることが出来ます。

ディスクウォーリアなどでシステムの断片化対策など、不安定なシステムになる前にメンテンスで健康な状態を維持できます。

メリット4:保存領域が増える

常にSDスロットにmac用にフォーマットされた状態で常駐するので、そこを保存領域として使うことが出来るようになります。

保存容量が少ないMacBook Airなどでは、かなり重宝する保存場所として使えるようになります。

メリット5:安心材料になる

別なシステムが、別なストレージにあって、いつでも取り出せる状態になるわけです。ということは万が一画面が映らない、起動できないなど不具合がおきてデータを取り出せないようなときでも、SDカードに有るデータは取り出せます。そしてSDカードから起動できれば救世主になります。

メリット6:iPhoneのバックアップ用システムにできる

もともと容量が少ないノートPCで、iPhoneのバックアップを取ったら残りがカスカスにっ!なんてことがよくあります。

今どきのiPhoneで128GB 容量のiPhoneで色々使っていた子供iPhoneをバックアップしたら70GB以上の容量を必要としましたが、200GBのSDカード起動のおかげで、きっちりバックアップをとることができました。

SDカードへシステムをセットしていることでのデメリットとは?

メリットがあればデメリットもあります。

デメリット1:SDスロットが塞がる

システムをセットしたSDカードが常にセットされていることで、そのままでは別なSDカードを差し込むことが出来なくなります。

なので別なSDカードリーダーなどを携帯しておくことで別なSDカードを読み込むことができます。

デメリット2:電池の消耗が増す

新しいストレージが起動時から存在していれば、それを認識読み込む挙動が必要になるわけで、そこへ新たな電力を使うことになります。

とはいえ、これは僅かな電力ではないかと推測ですが・・・。

まとめと感想

MicroSDカード200GBをスロットに入れていますが、200GBのSDカードなんて前は高くて買えませんでした。

今ではかなり安くなり、スロットのアダプターも数千円から数百円のものまであるので、手軽に安く新たなmacOS環境を作れるようになっています。

SDスロットがあるMacBook系ハードをご利用の方へぜひおすすめしたい、SDカードboot環境のお話でした。

2022年に調べた所、今おすすめのSDは以下でした。速度も更に速くなっていてうらやましいです!

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